各国の政策金利と推移

各国の政策金利一覧(2010年11月)

日本
(円)
アメリカ
(ドル)
欧州
(ユーロ)
イギリス
(ポンド)
オーストラリア
(豪ドル)
ニュージーランド
(NZドル)
0.10 0〜0.25 1.00 0.50 4.25 2.50
南アフリカ
(ランド)
ブラジル
(レアル)
トルコ
(リラ)
カナダ
(カナダドル)
スイス
(フラン)
香港
(香港ドル)
5.50 11.00 5.75 0.25 0.25 0.50

政策金利動向で、為替や株式に影響が出ます

各国の政策金利は経済状況を反映するもので、好景気時には、インフレを抑えるために金利を上げて、お金の流通量を減らし、不景気時には、金利を抑えて、お金の流通量を増やして、景気の底上げをするという考え方が一般的です。

上記の考え方から、株式市場は、経済の回復を抑える利上げを嫌い、利上げのニュースが出ると、下落しやすくなり、利下げになると上昇しやすくなります。

為替相場については、円キャリートレードが一般的となった昨今、金利上昇は、スワップ金利の増加の意味合いもあるので、為替では、利上げは上昇要因となり、利下げは下落要因となるケースが多いですね。

しかし、これは表面的な話で、時期の要因、追加利下げがあるのか、打ち止めなのかなど、政府当局の思惑で、判断も違ってきます。
政策金利について、利上げか利下げかだけに焦点があたりがちですが、各国の声明などもしっかり聞いておくことが、正しい判断につながりますね。

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